茨城県ではこれまで、県と市町村で協力して、市民祭やイベントなどで下水道のPRを行ってきましたが、さらに積極的に発信していくため、「いばらき 水の天使」を公募し、1月22日に2名の方に委嘱しました。
下水管渠は道路下にあって目に触れにくいため、使った水がどこに行きどう処理されているか、意識して生活している方は少ないのが現状です。そこで、私たち職員と一緒にPRしてくれる方を公募し、新たなPR戦略にしたいという思いから始まりました。実施に当たっては、茨城県下水道整備促進協議会(会長・日立市長)、茨城県下水道協会(会長・日立市長)及び全国町村下水道推進協議会茨城県支部(支部長・東海村長)の多大な御理解と御協力を頂きました。
当企画は全国の自治体で初めての取り組みであるうえ、対象が下水道であることから応募があるか心配でしたが、11名もの方から応募を頂き、面接を行いました。どの方も「水の大切さ」や「使った水」に対する意識の高い方ばかりで、審査する私たちの方が目の覚める思いでした。
そんな中、自分の言葉で伝えてみたいという思いの強い2名の方に、初代「いばらき 水の天使」を委嘱しました。お二人とも、県内在住の大学1年生です。
すでに、茨城県下水道促進週間コンクール表彰式でのビデオレター祝詞、いばキラTVへの出演、下水道GKP「下水道を未来につなげる会」イベント参加など、短期間ながら様々な取り組みを始めています。
今後は、県内各地で行われるイベントに参加して下水道をPRするとともに、「いばらき 水の天使」だからこその視点を活かして、もっと県民の方に“伝える”活動を行って参りたいと考えています。 |