下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル(英語版)を公表しました。
2022年2月9日
下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル(英語版)を公表しました。令和4年2月9日 公益財団法人 日本下水道新技術機構日本下水道新技術機構では,下水中の新型コロナウイルスの検出方法の検討に取り組むこととし,(公社)日本水環境学会(COVID-19タスクフォース)への研究委託を行い,2021年3月に「下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル」(2021年3月)が公表されています。今回、英訳版マニュアルとして「DETECTION MANUAL FOR SARS-CoV-2 RNA IN WASTEWATER」を公表しましたので、お知らせいたします。 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の主な伝播経路はヒト-ヒト間での飛沫感染や接触感染であるが,ヒト糞便からもウイルス遺伝子が検出されることから,下水からのSARS-CoV-2遺伝子の測定により,処理区域における流行状況を映し出すことが可能と考えられ、国内外で下水疫学に関する研究・実践が進められています。 昨年には、欧州より下水疫学に関するISO規格作成の提案が行われ、ワ―キンググループによる議論も始まるところであり、日本からの情報として英訳版マニュアルの提供が予定されています。 下水道機構では,今後とも下水疫学の発展に寄与していく所存です。 ※水環境学会COVID-19特設ページ:https://www.jswe.or.jp/aboutus/covid19.html (活動履歴においてマニュアルにリンクしています) 問い合わせ先:研究第一部(03-5228-6511)後藤,金子