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まる子のゆいまーる2017.12.18
まる子のゆいまーる2017.12.18
2017年12月18日
今回のゆいまーるは
企画部 後藤正寛さんから
機関紙の取材の模様をお届けします!
機関紙「下水道機構情報」の取材のため、
山形市の公共下水道蔵王幹線の取材へ行ってきました!山形県山形市の公共下水道蔵王幹線は急勾配管路システムを採用しており、工事の完成から14年が経過しており、供用開始後の経過を調査し下水道機構情報で報告するため現地を訪れました。
山の中腹にある蔵王温泉街一帯の汚水処理は、当初、処理場を建設する計画でしたが、㏗2.0の強酸性で硫化水素を多く含む温泉水が湧き出ているため、その影響を受けない麓方面に降りたところにしか処理場を建設できず、そこまで急斜面に管路を敷設しなくてはならないのであれば、急勾配システムを利用し麓の流域幹線に接続することとなりました。
麓まで延長約10㎞で、高低差約720mあったため、平成10年に山形市は機構と「公共下水道蔵王幹線急勾配下水道管きょに関する調査研究」の共同研究を行い、急勾配管路システムを導入しました。
詳しくは1月発刊の機関誌に掲載予定です。
①このような急勾配に埋設されています。案内してくださった山形市の向田係長と佐藤主幹と同行した新聞記者。右の白い縦長の筒は管路システムへの給気管。所々に設置されています。
②麓の街の様子。
③マンホールの内部。通常のマンホールと違い、管に調査用の穴をあけています。
④山形市のマンホール蓋
⑤コーナーだらけのため、マンホールを設置せず、ポリエチレン管を曲げて配管されています。曲線配管のため管と一緒に特殊なシートを埋設してあり、地表からそれを探知して管路の位置を探ります。
⑥幹線最下流の減勢マンホール。マンホール内部の上部に見えるものは石で、この石で減勢している。
⑦幹線の最上流部にあるスクリーン。管路が曲がっているため、ゴミなどが入らないよう設置されています。
⑧蔵王スキー場と温泉街。雪化粧でした。
⑨源泉と足湯。
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