「東京都下水道局発足25周年を記念してデザインされたマンホール蓋」
投稿者:東京都下水道局第一基幹施設再構築事務所Nさん
昨今、「マンホールカード」の人気が高まっており、累計発行数は222種類(191自治体)約90万枚に上るそうです。東京都のマンホールカードには、「桜のマンホール」が採用されていますが、カエルをモチーフにしたマンホール蓋が日比谷にあるのをご存知ですか?
東京都下水道局が発足して今年で45周年になりますが、今から20年前の1987年、発足25周年を記念したマンホール蓋が作製されました(写真1、2)。 (写真1)中央には、カエルが描かれ、蓋外周には、東京都下水道局が整備した下水道管路の総距離数「11,766,000 m」の数字が書かれています(現在は、区部だけで約16,000 kmに上ります)。
このマンホール蓋をデザインされた寺澤さんに、デザインのコンセプトをお聞きしました。 「私の母校、青森県立五所川原農林高校の校歌に、『岩木の高嶺、岩木川、山水清き菊が丘』という歌詞があります。すぐ側にきれいな川があり、きれいな水は農業用水にも利用され、リンゴや米の一大生産地にもなっていました。昭和45年に入局して以来、東京の汚れた川が一日でも早くきれいな川によみがえる!、ことを願い、下水道管内に遊ぶカエルをイメージし、デザインを考案しました。」 |