本機構では,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,WEB会議システムを活用し委員会や講習会等を開催しております。関係各所の皆様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしますが,ご理解のほど,よろしくお願いいたします。 WEB版機関誌「下水道機構情報plus+」の第24号をお届けします。今号では,昨年12月,今年1~3月に行いました技術サロンの講演内容をダイジェストで掲載しています。エンジニアリングリポートでは「広島県におけるロールプレイング方式図上訓練による下水道BCP訓練業務」について,新研究テーマの紹介では「水害時の沈殿機能確保に資する耐水型汚泥ポンプ設備に関する共同研究」,「下水処理場における省エネ型送風機の導入促進に関する共同研究」の概要について掲載しています。 どなたでも,無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツもしくは下記のコンテンツをクリックしてご覧ください。 下水道機構の研究開発動向
~エンジニアリングリポート・新研究テーマ~
本機構では,産学官の知識と経験を結集し,下水道事業における課題を解決するための調査,研究,開発,評価を行い,その成果を普及,啓発し,下水道事業の導入促進を目的とした事業を展開しています。今号で掲載した研究開発内容についてご紹介します。各コンテンツの詳細はクリックしてご覧ください。
下水道BCPをより実効性のあるものとするためには,策定した下水道BCPを職員や関係者に周知するとともに,定期的な訓練を通してブラッシュアップしていくことが必要です。令和3年7月に,広島県および広島県下20市町を対象に実施した図上訓練(シナリオ非提示型)の概要,訓練後のアンケート結果を紹介します。
・広島県におけるロールプレイング方式図上訓練による下水道BCP訓練業務の紹介
近年,下水道施設自体の浸水被害に対する課題が浮き彫りとなっています。そこで,耐水型汚泥ポンプ設備の導入パターンを整理するとともに具体的な対応策の検討および設備特有の設計手順,留意点を整理していきます。
・水害時の沈殿機能確保に資する耐水型汚泥ポンプ設備に関する共同研究
下水道分野における脱炭素化は喫緊の課題となっており,省エネ・創エネ等の対策が求められています。なかでも送風機は下水処理場の水処理設備における消費エネルギーの大半を占めていることから省エネ性能に優れた送風機の導入促進に向け,導入検討に必要な情報を整理していきます。
・下水処理場における省エネ型送風機の導入促進に関する共同研究
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