Web版機関誌「下水道機構情報Plus+」の第7号をお届けいたします。
今月号では、
・フォトリポート…下水道機構の主な活動をリポートしています。
・講演ダイジェスト…下水道新技術セミナー(8月22日東京、29日大阪) 第328回技術サロン を紹介しています。
・エンジニアリングリポート…「大規模災害に対する早期機能回復のための情報システムのあり方と構築方法に関する共同研究」を紹介しています。
・ユーザーリポート…共同研究で開発した「二重円筒加圧脱水機」の導入状況をお伺いたしました。
・ワールドワイド…ポーランドで開催された「Water Supply and Water Quality 2014会議」の様子を紹介しています。
・ビジネスサポート…下水道展'14大阪で開催された「出展者プレゼンテーション」「らくらくBCP入門」を紹介しています。
・あの頃は(コラム)…なんと!東京オリンピックの聖火ランナーがあの人でした・・・
など、盛りだくさんの内容となっています。どなたでも、無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツまたは下の記事インデックスの写真をクリックしてください。
7月22日からインテックス大阪を舞台に開かれた下水道展‘14大阪の出展状況をはじめ,本機構が主催した「出展者プレゼンテーション」国交省と共同で開いた「らくらくBCP入門」の紹介など,これまでに本機構が行ってきた活動状況をリポートしました。 |
・高度処理をとりまく最近の技術的(学術的)動向(基調講演)
東京会場:
長岡裕・東京都市大学工学部都市工学科教授
大阪会場:
田中宏明・京都大学大学院研究科附属流域圏総合環境質研究センター教授
・高度処理の現状と今後のあり方(特別講演)
白﨑亮・国土交通省下水道部流域下水道計画調整官
・下水道危機管理の現状と課題(第328回技術サロン)
尾﨑正明・国土技術総合研究所下水道機能復旧研究官
国土交通省で作成した手引きや,下水道の新しい動向などを地方公共団体および民間企業等の技術者に広く理解,活用していただくため,専門家をお迎えして東京・大阪の2会場で開催している新技術セミナー。
今回は「高度処理をとりまく最近の技術的(学術的)動向」をテーマに,長岡裕・東京都市大学教授,田中宏明・京都大学教授の基調講演そして、「高度処理の現状とあり方」をテーマに白﨑亮・国交省流域下水道計画調整官の特別講演内容をダイジェストで紹介しています。
また,有識者から生の情報を伝える「技術サロン」の第328回は,国総研の尾﨑正明研究官が「下水道危機管理の現状と課題」をテーマに,新下水道ビジョンなどの現状と自らの研究課題でもある地震・津波対策の事例を中心に紹介していただいた内容を掲載しました。
ぜひともご一読ください。 |
平成23年に発生した東日本大震災では下水道施設をはじめ,多くのインフラ施設が甚大な被害を受けました。このことから,地震対策の強化が進められ,ハード,ソフトの両対策の強化が求められています。特にBCP策定等のソフト対策を充実していた組織等が,その機能を早期に回復させており,国でもBCP対策の強化を図っています。本機構では災害時に被害を受けた下水道機能を早期に回復するだけでなく,通常時のアセットマネジメント管理等にも活用可能な情報システムのあり方を検討しました。 |
汚泥の有効利用や減容化を進める上で処理・処分の重要性が一段と重要視され,効率的な汚泥処理システムが望まれています。脱水機においては,処理時に多くのエネルギーを使用することに加え,焼却時に負担をかけない低含水率化の実現が従来から求められてきました。
環境負荷低減とコスト削減をかかげる東京都下水道局では,二重円筒加圧脱水機を葛西水再生センターと東部スラッジプラントで導入しています。今回のユーザーリポートでは,平成25年度から運転を開始した東部スラッジプラントでの導入状況についてお話をおうかがいしました。 |
6月22~25日にポーランド共和国トルン市で開催された“23th WaterSupply and Water Quality” WATER 2014会議(主催:ポーランド衛生工学会・衛生工学技術者会)に本機構から2名が参加。「雨水吐口付近におけるコンパクトな合流改善技術の調査研究」「小規模集落における水処理施設の新たな手法についての調査」の2件のテーマについて,事例報告を行いました。その模様を報告いたします。 |
今年の7月に開催された下水道展'14大阪で,審査証明事業の解説と平成25年度に審査証明を取得した新規技術の出展者プレゼンテーションを行いました。また,下水道BCPの策定手法を学び,策定推進に結び付けることをねらいとして国土交通省水管理・国土保全局下水道部と本機構が共同で下水道展会期中に行った「らくらくBCP入門」の内容を紹介します。 |
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